うたうということ

うたうということ 誰にでもできるし、また誰にでもできるものではない。

写真の説明

2017年12月31日

2017年もあとわずか。
今年も有難うございました。

京響の『千人の交響曲』を視聴しながらこの文を書いております。
これは凄まじく壮大な演奏会でした。私は今年この演奏会をもって指導から一旦身を引きました。ヴィーン留学より帰国してすぐにお声かけ頂き、以来18年。ここでの学びは多く、正直なところ毎回マエストロの理想を実現しなければならないプレッシャーもまた大きかったです。

マーラーは最後の大仕事。初日、圧巻の出だしに、座席から10cm程飛び上がるほどに感激し、おいおい、この調子で最後までいくのか??と心の中で問いながらもニヤニヤと涙が止まりませんでした。期待を超える演奏に、まるで最後の大花道を作って頂いた様でした。感謝です。
(テレビ放送の音では1000分の1も再現できない。しかもこれは二日目の演奏?初日の燃える演奏が好き。笑)

次は来年10月8日に自分がバリトンソロをする『千人の交響曲』。これも楽しみです。

そして今年立ち上げた合唱特別講座。澄み切った歌声、活き活きと音楽の湧き上がるコーラスを目指して頑張っています。ここは同じ理想に向かって磨き合う仲間が集まる場所にしたいのです。そして難しい顔をしてええ声で歌うのではなく、キラキラの笑顔で明るい歌声で歌うコーラス。

来年は理想と喜びを共に出来る方々と、音楽と笑顔の溢れる合唱団も作りたいです。

人生には大きな波、小さな波があり、波は遠くから近くから、色んな方々が運んで来て下さいます。今年もその波に逆らうことなく身を委ねた1年でした。
来年も無理はせず、皆さまに喜んで頂けること、自分の魂の喜ぶことを選びながら、バリトン歌手として、指導者、指揮者として全力で参ります。

皆さまにも良い波がお届け出来ますように。

どうぞ良い年の瀬をお過ごし下さい。
小玉 晃

写真の説明

2017年12月13日

大学院歌曲伴奏法研究発表会

楽しかった!
ピアノ学生にとってリートを学ぶ機会があるのは素晴らしいことだと思う。ソロだけ勉強していては分からないことがここで学ぶことを出来る。改めて大阪音楽大学の教育力の高さを思う。

寒い中ご来場下さった皆さま、ありがとうございます。

写真の説明

2017年12月12日

明日は大学院歌曲伴奏法研究発表会です。
急遽歌う曲が増えたので伴奏合わせをしてきました。

曲目は大学院生が自ら選んだものですが、魅力的な曲ばかり。私も頑張って歌います。
どなた様もお気軽においでください。

12月13日水曜日13:30
大阪音楽大学ミレニアムホール

写真の説明

2017年12月11日

皆さま本日もお疲れ様でした。
本日の音楽学校合唱特別講座はクリスマス・オラトリオの第1曲を取り上げました。

Jauchzet, frohlocket, (歓声をあげ、小躍りして喜べ)

開講から2ヶ月、コラールで声作りをして来ましたが、いよいよクリスマス・オラトリオの醍醐味を味わう時が来ました。
楽しくなって来ましたよ♪

6月のコンサートに向けて楽しみましょう。




写真の説明

2017年12月1日

ドイツリートは庄内ランチの後で

12月13日(水)13時半開演
大阪音楽大学ミレニアムホール
入場無料!どなたでもおいでください

私もたっぷり歌います。
大学院ピアノ科学生とのDuoをお楽しみ下さい♪

写真の説明

2017年11月26日

原点回帰

楽しくなければ、
心動かなければ、
没入するほどの憧れがなければ、
音楽する意味は無い。

この考えはどこから来たものなのか。それを再確認した日曜日の午後だった。

その高校の吹奏楽部には型破りな音楽性を持つ人達が居て、指揮の先生は「もっとや!」が口癖だった。
綺麗にまとめるなどという発想とは対局にある、リミッターの外れたところにある演奏。
コンクールでも勿論規格外の演奏。客席は大盛り上がりだが、審査員はなかなか代表権をくれなかった(所謂ダメ金。在学中ラフマニノフで1度関西大会まで進み銀賞受賞)。

今日、そのDNAを持つ吹奏楽団の30周年演奏会を聴いた。高校3年の定期演奏会以来のホール。そして当時演奏したA.リードのViva Musica!でコンサートは始まった。
年月の流れを越えDNAが疼いた。

山下洋輔氏とのRhapsody in Blueは舞台上に音楽に対する愛が溢れており、吹奏楽とかピアノだとかいう媒体を完全に忘れた。
只只そこに音楽があったのだ。

そして福島氏の指揮はやはり素晴らしかった。音楽家は若い時はエネルギッシュで、年齢を重ねる程に落ち着いてゆくと思われるかも知れないが、それは全然当たっていない。
真の音楽家は円熟しながらも、音楽に対する憧憬や情熱は益々強くなる一方なのだ。
氏の昔よりも随分端正に整理されながらも、思いの溢れる指揮を拝見してそれを感じた。

行って良かった!
チケットを用意してくれた同級生の宮下さん。ありがとう!

しっかりBravo!を叫びました。

2017年11月23日

すべてのうたはRezitation(朗読)である

時々視聴している朗読を題材としたドラマで、数学者役の竹野内豊が、「数学と朗読は共通していて、自分はそれらを通して森羅万象、宇宙と繋がることが出来る気がする。」という様なことを話していた。
歌(音楽)も同じで、多くの意識が声(音)を出す方に向かっている時はダメだが、テクストに向かっている時、まさにその様な感覚になれる。

本文の『すべての歌はRezitationである』はWienでのリートの師Walter MOOREの口癖だった。
留学当初はしつこく発音を指導され、なかなか歌が進まない事に、正直少しストレスを感じたこともあったが、今は本当に感謝している。
響きの乗った歌声は、発音から生み出されるからだ。

今宵マーラーを歌う。
相方の女性は同じくリートをWalterに学んだ後輩。Wienで活躍する彼女は、その素晴らしい発語表現で、Wienの風を届けてくれる。思わずニンマリ。

本日夜7時半開演
豊中市立文芸センター小ホール

写真の説明

2017年11月15日

レッスンですいすい身につく人は、何に着目すべきかが分かっている。なので言葉で伝えたことだけでなく、模範唱からも様々な情報を掴みとることが出来る。

逆に上達の難しい人は、着眼点がズレていることが原因であることが殆どだ。
言葉で説明した上で、良い見本と悪い見本をかなりデフォルメしてやってみても、聴くべきポイント、見るべきポイントが分かっていない場合違いが分からないばかりか、あれこれ考えるうちに迷路に入ることも。

私はレッスンで身体の部位について説明する時は、出来るだけピンポイントで具体的に言うようにしている。

身体の働きについて復習の意味で確認すると、
着眼点の良い人は「軟口蓋」や「骨盤底筋」など具体的な名称で答えるが、そうでない人はこれまでに同じ事を教えていても、「喉」や「お腹」などと幅広の答えが返ってくることが多い。

漫然と長く練習するよりも、毎日短時間でも、今何に着目すべきかを良く考えながら練習する方が良いと思う。

これは集中力と言い換えても良いかも知れない。

先生が授業で一所懸命伝えようとしていることだけは決して聞き漏らさない様にし、ろくに勉強もせず定期試験を受けていた私が言うのだから信ぴょう性があるだろう。
ないか(笑)

でも実はこの話はそれほど単純ではなくて、着眼点がズレている人が怠惰であるとは言えない。
音楽は身体表現。がむしゃらではなく、「心」も「身体」も「五感」も開くことから。

しかし単にアタマを使ってないだけの人には物申します。



写真の説明

2017年11月13日


今日の合唱特別講座もみっちり発声に時間を使いました。
響きとは何か。どの様な条件が整うと響くのか。母音の響きの統一など、フレーズやハーモニーを作る上で欠かせない事柄ですね。

ピアニストの先生による講座前のコレペティ練習の助けもお借りしながら、徐々によりコーラス作りに時間を使える様にして行きたいと思います。

練習後は一人まったりと。

写真の説明

2017年11月2日

本日夜7時
西宮北口の芸文センター小ホール
お待ちしております

今回歌いますシューベルトの愛の詩3曲。
いずれも熱いです。(笑)

大意を掲載致します♪

Sprache der Liebe D410 愛 の言葉 August Wilhelm Schlegelアウグスト・ヴィルヘルム・シュレーゲル

夜露が下りた。響かせよ優しい音を 私の優しいリュートよ!
お前が呼吸し、嘆き、うめくと、私の美しい人への思いも沸き立つ。
甘い調べの中で、愛が想っているのだ。

Stimme der Liebe D412 愛の声Friedrich Leopold, Graf zu Stolberg-Stolbergフリードリヒ・レーオポルト・フォン・シュトルベルク

私 のゼリンデ!天使の声で愛が私に歌いかける、「彼女はお前のものだ!」と。
青 ざめた頬を流れていた涙が、喜びの涙と変わった。
天 の声が呼びかける、「彼女はお前のものだ!」と。

Der Zwerg D771 こ びと Matthäus von Collinマテウス・フォン・コリン

薄暗く静かな海に浮かぶ船には王妃と小人。王妃は空の星々に呼びかける、「私は間も無く死ぬでしょう。しかし喜んで死ぬのです。」。
小人は泣きながら赤い紐で王妃の首を絞める。「王のために貴女は私を捨てた。今や貴女の死だけが、私を喜ばせるのです。貴女を手にかける自 分を私は永遠に恨みましょう。しかし、貴女は死ななければならないのだ。」。 王妃は若く命溢れる胸に手を置き、空を見上げ言った。「私の死が貴方を苦しめませんように。」と。小人は頬に口付けし、その頬はたちまち生 気を失った。
小人は死に囚われた王妃を海中に沈めると、その心は激しく焦がれていた。
彼が再び岸辺に上がることはなかった。

写真の説明

2017年10月29日

ラブリーホール合唱団がおもしろい。
市民合唱団とはいえ、一切の妥協なく指導している。
一つできたら直ちにさらに上のことを求める。求めれば求めるほど良いらしい。(笑) この位でいいかな?なんて有り得ない。作曲家にも団員にも失礼じゃないか。

モーツァルトとフォーレのレクイエム。
今日もめちゃくちゃ疲れたけど楽しかった。
今回は本番に舞台でご一緒できないのが残念だ。

そして頑張れ京都混声!歴史の長さに甘んじる事無く、前進あるのみ。

写真の説明

2017年10月20日

künstlich

演奏するとき、少しでも何かを意図的に行った瞬間、もうそれはkünstlich。

素直な演奏は気持ち良いね。
思わず顔がほころんでしまう。

写真の説明

2017年10月15日

田中彩子さんのリサイタルに出かけた。

後半に行く程にホールの響きと調和し、どんどん美しくなる。
元々全く力むことのない歌い手だが、声や響きを柔軟に操る歌唱に時を忘れて楽しませて貰った。 昨年からの成長がとても嬉しい。

島根から泊りがけでレッスンに来ている受験生を連れて行ったが、感激に目を潤ませていた。良い刺激になった様で嬉しい。

会場で音楽学校のメンバー多数と遭遇!
皆さんありがとうございます!

写真の説明

2017年10月12日

マーラーは麻薬成分を含んでいる

肥大したオーストリア-ハンガリー帝国の反映と終焉。マーラーの音楽を聴いていると産業革命以降のヴィーン世紀末の映像がその空気感と共にリアルに現れる。そしてある時はボヘミアのシュールな童話。
これがニガテな人の気持ちも充分理解しつつ、私には懐かしさとともに、その時代に放り込まれる快感が勝る。(京都の某有名クラシック喫茶ではマーラーとブルックナーは決められた僅かなら時間帯以外リクエスト不可!)

マーラーとは決して戦ってはいけない。これは他の作曲家の作品にも言えることだが、そこに完全に身をゆだねる程に作品が微笑み、受け入れて貰える。
今日も楽しかった♪
気心の知れた大阪チェンバーオーケストラの皆さんを信頼し、リハーサル以上に音楽にただただ溶け込んだ。
声なんて自分で出さなくても曲が自然に引き出してくれる。

京都から来てくださったT山さんに、「先生上手くなってる」と言われたが、そりゃそうです。日々上手くならなけりゃ楽しくないですもの♪
引退する日が一番上手い予定です。( 笑 )

と言っても音楽学校でお教えしていることしかしてませんけど…

写真の説明

2017年10月12日

楽しくなって来ましたよ♪♪

本日
マーラーの《さすらう若人の歌》と モーツァルトのコントラバスオブリガートつきコンサートアリアを歌います。

前半はベートーヴェンの交響曲第二番 ニ長調

7時開演!
日本キリスト教団天満教会

写真の説明

2017年9月17日

本日はこちら

久しぶりのバロックザールです。ここは留学から帰った頃青山音楽賞を頂き、バッハのソロ・カンタータの演奏会を開催するなど大変お世話になりました。私のオーケストラ振り歌いの原点です。
リートに最適な素晴らしいAkustik!

本日はここで日本ドイツリート協会演奏会。私は出演しませんが、客席からエールを送ります。 台風もまだ静かです。

写真の説明

2017年9月1日

ニコロヴァ先生に会えた

いつも愛情いっぱいの先生。留学中、この先生から学んだことは本当に多いが、帰国後何年もしてから、じわじわ分かった事もある。今思うに究極に無理の無い歌声だ。

電話でWienに居ることを伝えると喜んで迎えて下さった。

折角なのでレッスンしていただくことに。
兎に角作為的なことは一切許さないレッスンはたくさんの気づきを貰えた。
「作為的なブレス」
「作為的な支え」
「作為的な発音」……
これらをすべて廃し、美しい息で歌うとひとりでに声が響きだす。

わざと良い声を出そうとするよりも、気持ちと身体をオープンにして歌うことで、よりスケールの大きな歌声となる。
その為には、いかにイメージすることが大事か。
ジーリなど往年の名歌手の歌唱に極めて近いかも知れない。

〝AKIRA,Du muss nur sprechen.〟

妥協ナシの愛あるレッスンに感謝。

ホテルに帰って何気に歌っても声が響いている。(笑) これを日本でもきちんと伝えたいな。

写真の説明

2017年8月7日


発声が上手くいかないのは、音楽性が原因かも。【その2】

ではなぜそうなるのか。
これは日本語に由来する原因も無視できないと思う。
西洋言語には豊かなリズムやビート感(ダウン・アップ)があるが、日本語には乏しく、基本的に語頭にアクセントが来る。そして刻み易く、ビートが「落ちる」のだ。幼稚園で日々行われる「せん・せい・おは・よう・ござ・いま・すっ!みな・さん・おは・よう・ござ・いま・すっ!」にもそれは現れているのではないか。

(勿論日本語を生き生きと流れる様に話し歌わねばならないが…)

ビート感覚というのはやはり母語の影響を強く受けていると思われる。

では我々日本人はどうしたら良いの?
【その3】へ続く

写真の説明

2017年8月7日@大阪府豊中市

発声が上手くいかないのは、音楽性が原因かも。
【その1】
…………………………………………………………

ヴィーンに留学したての頃、リートの師匠にしつこく言われたのは「なぜ日本人は拍を正確に刻もうとするのか。」ということ。

四分の四拍子は一小節に四分音符が四つ入っているけれど、それは決して時間を均等に四分割する訳ではない。音符は当然の様に伸び縮みし、強弱(重い軽い)があり、それが流れを生み出す。この当たり前のことを幼児教育の中で教えて欲しかったと思うのは無理があるかも知れないが、少なくとも分数の通り拍を正確に刻むことを良しと教えないで欲しかった。
これが多くの日本人が音楽的に魅力のある演奏すること、そして美しい歌声で歌うことを邪魔している気がしてならない。いや、指導している時に、そこを直すと途端に素晴らしく歌われることからも、最早確信の域に達している。

ではなぜそうなるのか。
【次回に続く】

今日は台風で音楽学校をお休みにし、急遽個人レッスンデーに。雨風の中皆さんお疲れ様でした。
それぞれとても素敵に歌って帰られました。

写真の説明

2017年8月6日

メトロノームテンポで演奏できないといけないけど、メトロノーム刻みで演奏しちゃダメだよね

写真の説明

2017年7月17日

今日は遠路びわこホールまでお出かけ下さいまして有難うございました。

素晴らしいオーケストラ(音がとても綺麗!)と共演者の皆様、そして大好きなびわこホール! 愛ある舞台。とても楽しく歌わせていただきました♪

今から打ち上げ行ってきます。

写真の説明

2017年7月17日

関西グスタフ・マーラー交響楽団 第7回演奏会。本日13時半開演です!
素敵なオーケストラと素敵な共演者の皆さん。
楽しみます♪

写真の説明

2017年6月30日

今日から京都混声合唱団『マタイ受難曲』始動!
今日は見学の方もたくさん来られるそうです。

先ずはコラールから練習致しますので、バッハ初心者の方もお気軽にお越しください♪

写真の説明

2017年6月27日

音楽学校第1回サロンコンサートが終わりました。
出演された皆さんそれぞれにとても良い歌を歌って下さいました。どうぞお気軽にご参加下さいといいながら、ガッツリとレッスンもしましたので、面食らった方もおられたと思います。

しかし本番の舞台で真摯に歌われる様子を見ながら、音楽って、歌って何て凄いんだろうと感激しながら聴かせて頂きました。ピアノの吉井さんの愛ある伴奏にも感動。歌い手は決して孤独ではない。ピアニストとの濃密な関わり合いで素晴らしい音楽が生まれます。
アフターのパーティーも美味しいお料理をとお酒を頂きながら、とても和気あいあいとして楽しい一時でした。

次回の京都で開催予定です♪

写真の説明

2017年6月18日

本日は坂本の西教寺でマーラーのオケあわせのしあわせ。やっぱりマーラーはピアノよりオケが断然気持ち良い。

スムーズに終わり日吉そばを食べに。今回は有名なお店とは違うお店へ。ここもなかなか美味しかった。

そして夜はラブリーホールでフォーレのレクイエム。つい先日女声合唱で本番をしたばかりの曲。ついつい思い入れが強くなるがらとてもよく応えて下さった。
今日も良き日だった。

写真の説明

2017年6月17日

日曜日から1週間たたずに再びコンサートホール。

今日は京都混声のバッハカンタータ。
素晴らしい音楽家の皆さんに支えられて、今日も振り歌いです。

良い演奏会となりますように。

写真の説明

2017年6月3日

ラブリーホールの『レクイエム』(モーツァルト)練習。
楽しい♪

明日は京都でカンタータ3曲のオケ合わせ。こちらも楽しみ♪

写真の説明

2017年5月20日

京都混声の練習の後は初めて訪れる中華屋さんマルシン飯店。
少し並んで待ったが、人気の餃子も天津飯も美味しかった!
その後は閉店間際の河原町の六曜社へ。

京都混声のバッハ。段々面白くなって来ている。
素晴らしいソリスト陣!
6月17日は是非京都コンサートホールへお出かけ下さい♪

2017年5月19日

人の前に立つ人の仕事は、前に居る人達の目をキラキラ輝かせること クラシック音楽はみんなが好きになれる。もしつまらなければ演奏者のせい…



写真の説明

2017年5月15日

今日は洛西口のベアティホールでマーラーのオケ合わせ。大好きなマーラーをオーケストラと歌えるのはとても嬉しいことです。

素晴らしいオーケストラ!とても楽しいリハーサルでした。

共演者の安藤さんは京芸、ヴィーン国立音大と出身校も同じ。リートの師匠まで同じ。音楽的でディクションも明快。素晴らしいソプラノです。

7月17日は是非びわこホールへ!

写真の説明

2017年5月3日

日本ドイツリート協会演奏会。大盛況の内に終了しました。
『愛の歌』楽しかった

写真の説明

2017年5月3日

本日はこちら。 豊中市立文化芸術センター
日本ドイツリート協会の演奏会でブラームスの『愛の歌』を歌います。
リハーサルから本当に楽しかったです♪
当日券もありますよ。

Sopran 加藤かおり
Mezzosopran 八木寿子
Tenor 新井俊稀
Bass 小玉晃
Klavier 岡原慎也、土居知子

写真の説明

2017年4月16日

以前私はモーツァルトが嫌いだったという文章をどこかで書いた気がするが、ハイドンはもっと嫌いだった。勿論まだ学生の頃の話である。
そのハイドンを見直すきっかけとなった曲が『天地創造』だ。混沌とした世界に陰鬱なバスソロ(結構緊張する)。そしてコーラスが入り、突如「光」(Licht)が圧倒的なエネルギーを持って生まれる。これは当時の古典派音楽にとっては衝撃であった事だろう。私のイメージではこれは「光」というよりは「爆発」だ。この瞬間ハイドンの凄さに目を見開かされた。

前置きが長くなった。
今日は古巣LA FENICEの『天地創造』だった。
耳を開きハーモニーに結集する歌声を聴きながら、その成長ぶりに微笑まずにはおられなかった。そしてこの演奏会を成功させなければという強い思いにかられ、膨大なソロを歌う者として身が引き締まった。
今回ご一緒する機会を与えて下さった本山氏と代表の中田さんに、そしてメンバーの皆さんに心から感謝!

写真の説明

2017年4月15日

皆さま
たくさんのお祝いメッセージや投稿有難うございます。
本番続きでバタバタしておりましてお礼が遅れましたことお詫び申し上げます。

最近特に自分がいかに多くの方々のご好意に支えられているかをしみじみ感じております。これからの1年はそのお気持ちに感謝しつつ、自分にできるお返しをして参りたいと思います。

皆さんに音楽の喜びや楽しさを感じて頂ける様、演奏活動も指導活動も頑張って参りますので、どうぞよろしくお願い致します。

明日はLA FENICEの『天地創造』。全力で参ります!

(絵 あだち画伯)

写真の説明

2017年4月14日

お昼のリハーサルでこの会場に入った瞬間、上手く言い表せないが、何か良い『氣』の様なものが空間に満ちており、大変心地良かった。
ホームベースの手間に立ち、全体を眺める。とても有難い気持ちになり、心地よく歌い始めた。反響して帰って来る声を聴きながら歌うテンポやフレーズの間隔を計る。何と心地よい音空間か。リハーサルは二回通り歌って好調に終わった。実際声を出した時間、僅か二分。その後音大へ授業に向かった。

そして本番。
バッファローズのゆるキャラ、もとい!マスコットキャラの2人と並んでバックネットで待機。2人が親切に励ましてくれて、思わず顔がほころぶ。
マスコットに誘われ立ち位置まで真っ直ぐに歩く。自分の紹介アナウンスが終わると数秒目を閉じた。ゆっくり息を吸い歌い始める。余程集中していたのか、自分の声以外の音は何も聴こえず、静寂の中にいる様だった。

広い空間で歌う『君が代』は普通の演奏会とは全く違う感覚。あと百回くらい経験したくなった。

技術的には多くのことを再確認することができたし、この曲の難しさをしみじみ感じた。こんなに毎日練習した曲は無いかもしれない。(笑)

西さん始め、お仕事をやり繰りして球場においで下さった皆さん。嬉しかったです!有難うございました。

写真の説明

2017年4月13日

初めてグラウンドに足を踏み入れました。
感動した。

本日の立ち位置

国歌独唱
楽しみです

写真の説明

2017年4月6日

Er ist's!

写真の説明

2017年3月19日

本日はこちら。
『マタイ受難曲』のアリアとピラトを歌います。
素晴らしい響き!前方より後ろの席で聴く方が断然良いです。

写真の説明

2017年3月17日

朝は女声合唱団ヴォア・ドゥ・ママンの指導。6月の演奏会に向けて皆頑張っています。
フォーレの『レクイエム』では母音と子音の発語のタイミングにこだわって練習したところ、言葉の明瞭度が高まったのは勿論のこと、ピッチや音色、タイミングも揃い、俄然美しいコーラスになった。このまま上向き調子で行けると良いな。

練習後苺の入った桜餅を頂く。春の味わい。

小腹が満たされたところでランチは疎水べりのアットホーム・フレンチへ。

夜の京都混声まで個人レッスン頑張ります。

写真の説明

2017年2月24日

午前中は京都の女声合唱団ヴォア ド ママン。6月の京都コンサートホールでの演奏会に向けていよいよ熱が入ってきた。身体の縦軸を通る息の流れの上に母音と音が位置することを徹底した。するとコーラスが俄然響き出した。

午後はレッスンまで間があるので久しぶりに銀閣寺前のカフェへ。懐かしい。

落ち着ける。

写真の説明

2017年2月21日

本日は松屋町のよしゅうホールでディートリヒ・ヘンシェル氏の公開レッスンです。
ハイテンションな熱いレッスンが始まっています。


明日もあります。どなたでも聴講頂けます。
手抜きゼロの熱いレッスンでした。
弦の名器の様に身体から鳴り響く。これぞヨーロッパの響き。
受講者の方々の声の響きに、厚みが出ていくのが良く分かります。

写真の説明

2017年2月20日

練習でできなかったことは本番でできることは無いというのは嘘だ。
練習でどうしてもできなかった事が本番で一気に結実することもある。今日はそんな演奏会だった。

最初はざわつく客席に少し心乱されそうになりながらも、これが市民の演奏会、演奏の力でお客さんの気持ちをこちらに向けるしかないと開き直った。
演奏は好調。電子オルガンによる雄弁なレチタティーヴォ。そしてやがて現れるテーマも力強くも軽快だ。いいぞいいぞ。
激しいティンパニの連打の後には力強くも包容力のある津國君のバリトンソロ。それに呼応する男声によるFreude!も強い意志を持って歌われた。
次に現れるDのコーラス。丁寧に確実に子音を発音しながら言葉を紡ぐ。力強く。

そして迎えたvor Gott!!
声が明るくグングン伸びる伸びる。
終わった瞬間に拍手が起こったのは自然な事だった。通常なら少しムッとする事だが、今日は素直に嬉しかった。この瞬間客席と一体となれたと確信したからだ。
拍手がやみ、沈黙が訪れたところで自然な流れでマーチを始める。先程の拍手はまるで欠かせない音楽の一部の様だった。

これ以降はただひたすら楽しかった。ベートーヴェンと戯れるかの様に、数々の難所も遊ぶ様にクリアして行く。ベートーヴェンがその扉を開いて我々をその懐に招き入れてくれたのを感じた。こうなると何でもできる。ニンマリしながらドSな指示を繰り出し続けた。(笑)
ラストのBrüder!は敢えて音を無くして叫ぶというハメの外し様もバッチリはまった。
そしてPrestissimoは正に鬼畜のテンポで一気に最後まで駆け抜けた。
間髪入れず巻き起こったブラヴォーと満員の客席からの拍手は心地よいシャワーの様。

やはり第九はとてつもない曲だった。
これほどに人々を熱狂させ、達成感を与える曲は他に知らない。

楽しかった!

総ての皆さん、ありがとう!




写真の説明

2017年2月19日@門真市民文化会館

いよいよ本番
ベートーヴェンはロックだ。
お時間おありの方はどうぞお出かけ下さい。3時開演♪♪

写真の説明

2017年2月18日

先日、母校である奈良の高校の父兄が作っておられる新聞(在校生に配布されるらしい)に掲載されるインタビュー形式記事を書かせて頂いた。何故音楽を志したのか、そのきっかけなど定番の質問に答えるうちに、今当たり前に生業としている音楽について、思いがけず考えるきっかけとなった。

歌い手が本業である。はずだった…。

ところが指導や指揮をすることが増えるにつれ、その軸がズレた。

今、軸は音楽そのものにある。そしてその軸の周りには自分と共に音楽を作り上げてくれるたくさんの人がいる。これが大変有難く、幸せで、自分は元々はこういうことをイメージして音楽の道に進んだことを思い出したのだ。 今日は門真第九のリハーサルがあった。

しっかりとした主張がありながら調和する。普段合唱指導で目指している事柄を前で具現化してくれる、選りすぐりのソリスト陣。

同期のバリトン津國君を始め、野々村さん、大賀さん、小林君ら才能溢れる人達が快く集まってくれた。
(第九ソロには珍しくハモれるメンバー。笑)

また、奏者方々の織り成す音楽はまるでフルオーケストラ。いや、機動力がある分ある意味オケを凌駕するかも知れない。

そしてコーラス!

音のはずれているおっちゃんや、どうしても響きの低いおば様もいるけれど(失礼!)、私の作りたい音楽にギュッと集まって来てくれるこの気迫は、もはや市民第九の域ははるかに超えているのではないだろうか。

音楽をする上で私が最も大事だと思うことが実現できたので、今日は気持ちよくリハーサルを終えることができた。

明日、ルミエールホールが喜びの歌声で満たされます様に。

そして夜はラブリーホールのドイツレクイエム。こちらにも合唱仲間達がたくさんお手伝いに来てくれている。本当に有難いことだ。

そしてラブリーのメンバーは本当に愛すべき人達だ。ああ、後半年時間が欲しかったというのがホンネだが、出来るだけのことはさせて頂いた。本番は私はソリストとして先頭に立ち、歌う。

写真の説明

2017年2月13日

いよいよ来週です。 何だかあっという間でした。



写真の説明

2017年2月7日

旬を味わう
夕飯要らないかも
食べるけど(笑)

写真の説明

2017年2月4日

詩人の恋を全曲歌います。
日本ドイツリート協会第23回演奏会(関西支部) ~さまざまな愛~

日 時:3月16日(木)18:30開場 19:00開演
会 場:豊中市立文化芸術センター小ホール
入場料:一般3,000円   会員、会友2,000円 

Sopran 高津綾子、田中めぐみ
Mezzosopran 高山幸子
Bariton 小玉晃、渡邊光太郎
Klavier 岡原慎也、井本絢子、木村彩乃、中根祥子、松井萌

日本ドイツリート協会事務局
 jd.lieder@gmail.com

写真の説明

2017年1月26日

素晴らしい環境でドイツリートの深淵にどっぷりとつかる1週間。
今回も講師として参加させて頂きますます。

第8回 ドイツ歌曲解釈のための国際夏期講習
8月24日〜8月31

今回で第8回を迎える国際夏期講習会です。
この夏は、前回とても好評でしたフロイデンタール城を貸し切っての講習会を再び!ということで、バーデン・ヴュルテンベルク州にて開催いたします。2015年の開催では、地元の新聞でも取り上げられました。

今年は新しく、お忙しい歌手、ピアニストの方にも半分の日程でもご参加頂けるように、2日講習とコンサート出演でご参加頂けるコースを新設いたしました。

詳しくはパンフレットをご参照ください。

定員になり次第、締め切らせて頂きますので、早めのご検討をお勧めいたします。

お申し込み、お問い合わせは、(株)ラプト・サウンドまでお願いいたします。

ドイツ夏期講習係 担当:瀬口
office@rapt-sound.com

もちろん、事務局でもご相談承ります。 ご参加、お待ちしております。

写真の説明

2017年1月18日

フィッシャー=ディースカウの愛弟子。世界的バリトンのディートリヒ・ヘンシェル氏によるドイツリートレッスンが開催されます。

まだ少し空きがありますのでリートを学んでおられる方はこのチャンスに受講されてはいかがでしょうか。
基本的にピアニストとペアでの受講となりますが、氏はピアノ科を卒業しているピアノの名手でもあります。
非常に丁寧な指導で、歌い手には発声面からのアドヴァイスもたくさん貰えます。

お問い合わせは日本ドイツリート協会事務局または私までメッセージを。

今年度も歌手とピアニストのためのドイツリート特別公開レッスンが開催されます。
講師はディートリヒ・ヘンシェル先生です。
会員の方の他、一般の方も受講、聴講が可能です。
この機会に是非受講しみては、いかがでしょうか?
今回は3日間、関西、東京支部の両方で開催いたします。
講座には、通訳が付きます。

【関西支部】
2017年 2月 21日 (火)・22日 (水) 12:00~18:00
場所 よしゅうホール
大阪市中央区南船場1-4-11 モリビル2F 
06-6261-7827
 http://www.yoshuhall.sakura.ne.jp/
大阪市営地下鉄 長堀鶴見緑地線「松屋町駅」1番出口より徒歩5分

写真の説明

2017年1月18日

後期発表会はホール抽選に敗れたので勉強会という形に変更した。
ただ演奏するだけの発表会とは違って、演奏後ピアニストも含め全員からアドヴァイスを貰う。これがなかなか良い。
他の人の演奏を聴くことによる気付きが得られることは勿論、コメント力も養われる。上回生になると流石のコメントで、その成長ぶりに感心した。
急遽誘った受験生にも良い刺激となった様だ。
実技試験まであとわずか。ここからの飛躍を期待したい。